フロントミッション5

 以下、FM5の特徴を抜粋。

 何を言っているか解らないかもしれないが、そのままの意味で理解してくれ。まあ、そんなに凄い訳じゃないんですけどね。クソ虫がそのままくたばっちまえ、とかそんな感じに連呼されるくらいで。ところが「許可無しに死ぬことは許さん!」と言われると、あれ?これひょっとして意外と正統派のツンデレじゃね?とか思ってしまう罠。……気付け、これは普通じゃない。
 類似モデルとしては、やはり巣作りドラゴンのリュミスか。でもあそこまでツンとデレが分離してる訳じゃないので過剰な期待には注意。

  • 散りばめられた軍隊ネタほか

 よくあるネタもそれなりに。あまりお子様には見て欲しくない系とか。サブキャラの数はかなり多めだけど、基本的には自分の隊に入れるか入れないかだけでストーリーに深く関わる事は無いので、つまりあいつら全員ネタ要員。自隊に引き入れると一応チームの部屋での会話も追加されるけども。

  • 歴代ポリゴンゲーム最速の戦闘シーン

 と大言を吐きたくなるほどにマジで速い。つーかここに来てようやく戦闘とシステムの話かよ。
 よく話題になるポリゴンゲームでの"戦闘画面のロード時間"だが、FM5では単純にそれが無い。先行読み込みにしてもちょっと早すぎな気がするんだけど、全部読み込んでおくのはPS2は基本的に苦手だと思ったし、どうしてるんだろう。なにせロボットだから元々ポリゴン数が少ないんだろうが。
 スキップの方法も、戦闘描写オン/オフはもちろん、オン設定にしておいても、動きを速く表示/その戦闘のみすぐスキップ、と操作できるしかなり快適性を考えて作られている。
 逆に、キャラと会話したりするアドベンチャーパートの方がロードが長い始末。とは言え、全体的に見ればかなり快適なゲームと言える。
 以上。
 ゲームとしての難易度はそれほど高い訳じゃないし、ロボットだの戦争だのシミュレーション系だのが苦手でなければ面白いと思われます。
 不満と言うと、あれだな。もう少しデレるのが遅けりゃいいのに。