Kanon 8

 休日が来てずっと休日だったらいいのに。いやー今日は久しぶりの休みだったせいか5冊ほど読んでしまった。ラノベばっかだったけどな。何というか、巷の流行にちょっと追いつけたかも。
 それにしても美汐さんの地味さは異常。この美汐さんでSS書くのが一番好きだったってところが変と言えば変だし、俺のサブキャラ好きを決定付けたターニングポイントだったとも言えるし、要は結局オリジナルを書いてみたいんだろうなぁとも言える。
 そういえば、「沢渡真琴」さんのイメージがあまりにソレっぽい。白いワンピースに白い帽子にロングヘアが風に揺れている感じ。あれはやはり幼い時分の思い出の美化という奴なのだろうか。元祖真琴のSSも2つ書いてるけど、やっぱりそんな感じのイメージだったな。
 内容としては真琴祭りな訳ですが、なんかもう箸を落っことすだけで大騒ぎ。流れはかなりの早さで、どうやらあと2話となるとこの後はそれなりにカットされてくんだろう。でも、前も書いたけど、微妙にカットしてシナリオの色を薄めるのはアリだと思うんだよな。まだ4人も残ってるんだから。
 なにより、Kanonって話は全体的な割合で見たら薄いシーンの方が多いワケですよ。悲劇なんて後半唐突に襲いかかってくるんだし。実際これを「原作通り」にアニメ化するには、平坦なシナリオでも作画や演出で持ち堪えるスタジオのパワーと、多少つまらなくても印象点が下がらないスタジオの名声が必要だ。そうでなければ早々に凡作とされてしまう。しかもそれが2クール。多分スタジオ側としては、ハルヒにも劣らない程の実験作とされているんじゃないかと思うんだよな。