いろんな角度から斬られまくりの涼宮ハルヒシリーズ

Google Trends: 涼宮ハルヒ(google.com)
 いやはや、なんかもう凄いことになってるわ。以下適当に見かけたものを関連づけて並べてみる。
『涼宮ハルヒの憂鬱』における少女の創造力(puni.net)
 初め読んだ時は、大体の感想はこちらと同じでした。そりゃまあここまで細かくは考えてませんがw
涼宮ハルヒの憂鬱が一番面白いと思うのは?@読書の羅針盤(hatena.ne.jp)
 一番面白いのは「憂鬱」。と言うより、憂鬱が本編であり残りは蛇足、という方が本来の意図に近いのかもしれません。憂鬱原理主義とでも言いましょうかw もちろん話としては「消失」は良くできていて面白いのですが、サブキャラ(ああ石を投げないで)がメインに座ってる段階で当初の方向性と違う方に進んでいる。しかしまぁこれは仕方のない事なんですね。「憂鬱」の方向の道は既にゴールへ辿り着いてしまったのですから。
ストーリー、それとも他の涼宮ハルヒ。@カラッポ。nothing(hatena.ne.jp)
 そしてSFとしては「消失」で終わってしまった、というこちらの文章に納得。ただ、ひょっとしたら、作者の頑張り次第では戻れるんじゃないかという期待をしています。この辺りの話については、ハルヒがスニーカー唯一のドル箱であるという事実も多少関係があるんじゃないか、とも。メディアミックス成功しちゃったしね。
シロクマの屑籠(汎適所属) - 『ハルヒ』が、ここまで優秀な萌えオタコンテンツだったとは(hatena.ne.jp)
 そんな「憂鬱」を素因数分解して解読してる人とかもいたりする。初見ではダイナミックな構成に気を取られたけど、こういう基本(なのか?)に忠実な事ってのは大切な筈だ。なんつってもラノベだし。
ナナメから見てみる:涼宮ハルヒの憂鬱 レビュー(livedoor.jp)
 また、アニメ屋さんからの視点で具体的に解るように、京アニパワーでの盛り上がりという点も当然ある。
アニメ化における最大の目的はハルヒのメインヒロイン化。(plala.or.jp)
 さて、「消失」で名実共に長門がメインヒロインになってしまったとされる原作ですが(もちろん個人的にはそんな事は無いと声を中くらいにして言いたい)、アニメ化にあたってハルヒ復権させようというのは視聴していれば如実に理解できます。原作も深く読めば決してデレ分が不足するという事は無いと思うのですが、正直言って判りにくい。やはり百読は一見にしかず、でしょうか。
妄想界の住人は生きている。: 涼宮ハルヒの憂鬱(air-nifty.com)
 そんなわけで、レビューサイトの中ではこちらがハルヒに注視しまくってて凄い。原作未読との事ですが、方向性は殆ど同じで、ここまで深読みしてるといっそ清々しくて素敵w
萌え理論Blog - 祭り型コンテンツとしての『涼宮ハルヒの憂鬱』(hatena.ne.jp)
 そう言えば、祭りを自覚して起こす、要はネットに話題を提供するという事は、最近になって意図的に行われるようになってきましたね。公式サイトなどでの細かいネタの仕込みや、作中でのパロディなどは、話題作りとしては解りやすい。
『涼宮ハルヒの憂鬱』#7「ミステリックサイン」に見られたパロディ・オマージュ(syu-ta.jp)
 小ネタをたくさん仕込んでみたり……
涼宮ハルヒの逆転@零式電脳情報所(5月24日)(ocn.ne.jp)
 逆裁パロディの詳細解説w これでBGMがコナンだってんだから凄い。ちなみに、チバテレビでこの回が放送されていたその日、ちょうどコナン・ドイルの誕生日だったとかで、Googleのトップページが変わっていました。「初歩的な事だよ、ワトソン君」なんてハルヒが言ってましたっけね。解決編をこの日にした一因だとしたら狙いすぎだ。
制作日記@涼宮ハルヒの憂鬱・京アニサイト(kyotoanimation.co.jp)
 まあ、お遊びを入れすぎて作ってる当人もいろいろと混乱してるみたいですがw