2006年上半期ベスト10

1位:[anime]涼宮ハルヒの憂鬱
 言わずもがな。ブランドを大幅に向上させたし、DVDの販売数も増えて資金も潤沢(か?)。これからの京アニにとって本当に大切な作品になった。願わくばこれからもクオリティ追求の姿勢を貫いてくれますように。
2位:[game]大神
 ゲームとしての出来も非常に高いレベルながら、それ以上にグラフィック、音楽、ストーリーのどれもが見事に融合して新しい和風を表現している点が素晴らしい。筆しらべの発想、大神降ろしのインパクト等、必見。
3位:[anime]蟲師
 原作そのままの魅力を微塵も崩さず、しかしながら圧倒的なアニメとしてのクオリティが話に更なる説得力を与えている。ハルヒもそうだけど、制作陣がとにかく真摯。販売予定は無いが、ハイビジョンで観たい一品。
4位:[game]アルトネリコ
 上半期最強のネタゲー。所謂ガストゲーであり、要は普通のRPGとして普通に遊べるゲーム。微細なSF設定がこれでもかと散りばめられているので、そういうのが好きな人は楽しめる。ボーカルの12曲は最強過ぎ。
5位:[game]ファイナルファンタジー12
 これまでのシリーズからは色々な点で変貌を遂げたが、それが楽しめたかどうかで評価が上下する。システムに慣れてしまえば面白い筈だけど、それまでが難しい。ボリュームはさすがの大作、ハマれば200時間コース。
6位:[movie]トム・ヤム・クン
 2回見に行ったw 現時点世界最高のアクション俳優トニー・ジャー主演のアクションムービーならぬ「格闘ムービー」。格ゲー好きなら必見。ムエタイvsカポエラとか、5分超えの長回し戦闘とか、見所ありすぎ。
7位:[digital]RD-X6
 今はさらに値段が下がってるのかな。デジタル録画の衝動が抑えられなくなって買ってみたけど、良い買い物だったと思う。次世代が普及しコピワン問題が収束するまで時間がかかるようなので、繋ぎには適していたかと。
8位:[anime]吉永さん家のガーゴイル
 ハートフルコメディというジャンルにぴったり合う、見てて何かと安心するアニメ。良い状態で安定していたし、特に意識せず見れるというのはやはり重要な事。ガーゴイルは最近の若本濫造の中でもかなり良かった。
9位:[game]東方文花帖
 前作「花映塚」を補完するかのようなスペルカード挑戦ゲーム。キャラを表現するスペカの構成は相変わらず見事。しかしながら、超難易度カードに対し根を詰めるとダレる面があり、気軽にプレイできなかったりも。
10位:[game]エースコンバットゼロ
 これまでの拡大志向を止め、戦争に翻弄される個人の間における私闘をメインに据えた、ある意味でドッグファイトというフライトゲームの原点に立ち戻った作品。雰囲気は良いけど、こぢんまりとまとまり過ぎか。